


「布団に入ったのに、指が止まらない」
「動画の“次へ”を気づけば何度もタップしてしまう」
——そんな夜、ありませんか?
25歳を超えると、私たちの一日は本当に忙しいです。
仕事の責任、人間関係の気配り、家事や自己研鑽。
ようやく自分の時間を持てるのが夜だから、
スマホでリラックスしたくなるのは、ごく自然な流れです。
けれど、その“寝る前スマホ習慣”こそが、
あなたの睡眠の質をジワジワと下げている可能性があります。
問題は3つ。
・ブルーライト
画面から出る青い光は体内時計を関係している【睡眠と覚醒のリズムを司る部分に作用】し、
眠りを誘うホルモン「メラトニン」の分泌を抑えます。
脳は夜を“昼”と誤認し、入眠の準備が乱れます。
・情報過多
SNS・ニュース・ショート動画の連続刺激で脳が興奮状態になり、交感神経(活動モード)が
オフになりにくいです。
・切り替え不全
ベッドに入っても心身が「お休みモード」に落ちないため、寝つきが悪く、眠りも浅くなりがちです。
結果として、
「寝たのに疲れが取れない」
「朝、起きたのに身体が重い」
「日中の集中力が続かない」などの自覚が生じやすくなります。
しかも女性は、生理周期やホルモン変動の影響を受けやすいこともあります。
仕事や家庭のプレッシャーが重なると、睡眠モードに切り替えるのはさらに難しくなります。
「就寝直前までのスマホ使用」という生活習慣が、
あなたの自然な眠気の流れを止め、睡眠の深さと回復感を損ねている。
これが密かに積み上がり不調の土台になっている人が多いです。

「良くないことは知っている。でも、夜しか自分の時間がない」
「スマホをやめようとすると逆にストレス」——
だからこそ問題はやっかいなのです。
放置すると何が起こるのか、少し具体化してみましょう。
ブルーライトを浴び続けると睡眠ホルモンが抑制され、入眠が遅れます。
入眠が遅れると、深いノンレム睡眠の量が目減りし、翌朝の回復感が不足になります。
疲れが抜けにくい体は、さらに「夜の息抜き=スマホ」に頼りがちになり、
悪循環が習慣化してしまいます。
SNSのタイムラインには終わりがありません。
新しい情報を追うたびに交感神経は過敏に反応し、
コルチゾール(ストレスホルモン)が高まりやすくなります。
結果として、布団の中でも心拍や呼吸がスローダウンせず、
「寝ようとしても寝つけない」焦りが増大します。
焦りはさらなる覚醒を呼び、
心も体も疲れを溜め込んでいきます。
ホルモン変動期(排卵期〜月経前)は、
あなたの感情の揺れや自律神経の乱れが起きやすい時期。
そこに夜間のスマホ刺激が重なると、
「涙もろさ・イライラ・不安感、そして睡眠の質低下」が強まります。
翌朝の“身体の重さ”は、単なる寝不足ではなく、
自律神経の乱れが背景にあることも。
そして最大の問題は、「あなたの意思の力だけではやめにくい」こと。
意志でブレーキを踏むほど、反動でまた触ってしまう。
だからこそ、我慢ベースの対策は長続きしづらいのです。
必要なのは、無理なく切り替えられる“仕組み”。
ここで初めて、香りという「感覚のスイッチ」が意味を持ちます。
このまま放置しても、SNSのタイムラインが終わる日は来ることはありません。
むしろ、疲労感や集中力の低下はじわじわ蓄積し、メンタルの揺れも増えがちです。
「今日の夜」から小さく介入するほど、明日の軽さは早く戻ってきます。
不安や焦りを抱えたまま頑張り続けるのではなく、
脳に“オフの合図”を届ける仕組みを、次章で具体化します。

解決策の第一歩は、香りで「リラックスタイム」の合図を作ること。
アロマオイル(エッセンシャルオイル)の中でも、
ベルガモットは就寝前の“心の緊張”をほどくのに最適です。
柑橘の軽やかさにやさしい甘さを含み、
不安やこわばりをほぐしながらリラックス(副交感神経)へ誘導し、
前向きな気分と鎮静の両面からサポートします。
・お風呂:バスソルト 大さじ1に 2滴 → アロマバス
・リビング:弱めにディフューズ → 「スマホを置く合図」に
・寝室:枕元ティッシュ 1滴 → 3分の深呼吸
ベルガモットは、落ち込んでいる夜には気持ちを明るくしてくれて、
張り詰めた夜には安心感を与えてくれます。
さらに、
・オレンジスイート(ほっとする甘さ)
・サイプレス(呼吸を深くしてくれる)
・フランキンセンス(リラックス効果)との
ブレンド相性も抜群。
比率はベルガモット2:相手1、
合計は就寝前なら1〜3滴にとどめるのが睡眠向けのコツです。
ポイントは“香りを合図にすること”。
意志の力で止めるのではなく、嗅覚から脳へ「今日はここまで」と伝える。
ベルガモットは、その最初のブレーキをやさしくかけてくれる、
頼もしいアロマオイル(エッセンシャルオイル)です。

次は、ラベンダーで副交感神経を優位にすることです。交
感神経のアクセルをゆるめて副交感神経を前面に出していきます。
考えすぎて眠れない夜こそ、ラベンダーの“やさしい静けさ”が効きます。
1.枕元ティッシュ 1滴 or ディフューザーの弱で 5〜10分
2.4秒吸う/6〜8秒吐く の呼吸を 3分
3.香りを感じながら簡単ストレッチ(肩回し・足首回し・ふくらはぎ撫で)
・深い静けさを感じたいときは「フランキンセンス」
・不安で胸を押しつぶされそうなときは「サイプレス」
・やさしい甘さでほっこりしたいときは「オレンジスイート」
比率はラベンダー2:1の割合。
ベルガモットでリラックスタイムを作り、ラベンダーで副交感神経を優位にする。
同じ手順を同じ時間帯に繰り返すほど、嗅覚は“眠りのスイッチ”として学習します。
意志ではなくルーティンであなたの就寝準備を完了させる——
これが、忙しい女性が明日を軽やかに迎える近道です。

行動はシンプルに、継続しやすくするほうが良いです。
手順が多くなるとそれだけで習慣化することは難しくなります。
ここでは、今日からできる最短ルートをまとめます。
ティッシュに1滴→両手でティッシュを包み込み→4秒吸って6秒吐く×3セット。ここでスマホの通知をまとめてオフに。
バスソルト大さじ2にベルガモット2+ラベンダー1を混ぜて湯船へ。難しい日は洗面器スチーム1滴でOK。温熱と香りで自律神経をオフにできます。
枕元ティッシュに1滴。吐く息長めの3分呼吸で心拍を落ち着ける。ディフューザーは弱で5〜10分、香りは“余韻”で十分。
「ここまでよくやった」と声に出したり、心の中で唱える。嗅覚と肯定的な言葉が結びつくと、香り=安心の記憶として固定化しやすいです。
「香りをかいだら通知オフ」
「寝室にスマホを持ち込まない」
「充電はリビングでする」など、ルール化すると取り組みやすいです。
完璧を目指さない。
「できる日に、できる分だけ」と気軽に始める。
手順をシンプルにする。
できるだけ習慣化して行う。
旅行・出張にもベルガモットとラベンダーの2本を携帯すれば、
どこでもあなたの眠りを再現できます。
寝る直前のスマホは、光と情報で脳を覚醒させます。
だからこそ、香りという感覚のスイッチで、静かに・確実に夜を“オフ”へ。
ベルガモットで心をゆるめ、ラベンダーで眠りへ導く。
たったそれだけで、朝の目覚め・日中の集中・夕方の軽さは変わります。
そして一日の終わりに、香りで自分を丁寧に“おしまい”にする。
その小さな儀式が、明日の私たちをもっと優しく、強くしてくれるはずです。